- 耳郎響香
ハァ……マジで最高だった……推しのバンドなのもあるけどやっぱ生で聴くと違うよね……!
- 耳郎響香
休憩時間なのに、アツすぎて正直休憩になんなかったな……2人はライブどうだった?
- 八百万百
本当に素敵でしたわ!お好きだと仰るのもわかります私も虜になってしまいそうです!
- 障子目蔵
ああ。素晴らしい演奏だった……観客の盛り上がりようには少々驚かされたが
- 八百万百
そうですね、会場全体が一体感に包まれたようでしたこれが「フェス」なのですね!
- 八百万百
音の迫力もすさまじく体の奥まで振動が伝わって……まだ余韻を感じておりますの
- 八百万百
もう演奏を聴くのではなく浴びると表現する方が正確なほど圧倒的な体験でしたわ……!
- 耳郎響香
すごい興奮してんね……!?ま、まあとにかく、2人とも楽しんでくれたみたいでよかった
- 耳郎響香
さて……あとはこれから警備の任務の後半戦だね特に、退場案内が大変なんだ
- 障子目蔵
……この観客の全員が、退場時に一斉に席を立つことを考えると確かに大変そうだな
- 耳郎響香
入場はパラパラ来るけど退場は混むんだよね。まあでもそれが済めば終わりだからさ
- 八百万百
そうですわね!最後のおひとりをご案内するまで気合いを入れて参りましょう!
- 耳郎響香
皆さん、押さないでくださーい!ゆっくり足元を確認しながら前に進んでくださーい!
- 耳郎響香
――ホント、すごい人混みだねこれはマジで気合い入れないと!
- 障子目蔵
この光景、雄英に入ってすぐの頃避難警報が鳴った時のことを思い出す
- 耳郎響香
ああ、非常口飯田の時のね確かに、あの時もこれくらいの密度だったかも
- 八百万百
この様子ですと、人の波に飲まれ迷子のお子さんが現れても不思議ではありませんね
- 耳郎響香
……それなんだけど皆、あれってもしかして……!
- 迷子の男の子
う、うえええええん!パパあああああああ!
- 耳郎響香
やっぱりそうだ!言ってるそばから本当の迷子だよ!
- 八百万百
あの、どうされましたか?一緒に来た親御様とはぐれてしまいましたか?
- 迷子の男の子
うっ、うう、ひっく……パパ……うう……
- 八百万百
ご安心ください。私たちがすぐにあなたのお父様を見つけてみせますわ!
- 迷子の男の子
ほ、ほんとう……?
- 耳郎響香
うん、本当だよウチらがパパを見つけてあげる
- 耳郎響香
君、どの辺りでパパとライブを見てたか覚えてるかな?どっちから来たとか……
- 迷子の男の子
……わかんない……
- 耳郎響香
……んー。まあ、そうだよね
- 障子目蔵
この人の数だ子どもの目線からでは右も左も分からないだろうな
- 八百万百
こういった場合は、ひとまず迷子センターの方を確認すべきでしょうか?
- 耳郎響香
……いや、待ってヤオモモ周りは人混みだし、親御さんもそう遠くには行ってないと思う
- 耳郎響香
迷子センターで待つより今ここで、できることを試してみたい
- 耳郎響香
早く親御さんを見つけてこの子を安心させてあげたいしさウチら、ヒーローだし!
- 八百万百
耳郎さん……! わかりました!まずは、どういたしましょう?
- 耳郎響香
ウチと障子が、インターンで学んでることを活かせるかも……障子、いける?
- 障子目蔵
ああ。いつでも大丈夫だ
- 耳郎響香
オッケー。じゃあまずはウチが「音」で情報を絞るよ
- 八百万百
「イヤホンジャック」を地面に挿しての捜索ですねでも、この人混みの中から……?
- 耳郎響香
大丈夫。きっと親御さんはこの子を探すために、大きな声で呼びかけてるはずだから――
- 耳郎響香
――拾った、あっちの方角!ここから20メートル先!障子!
- 障子目蔵
わかった。あとは俺の「複製腕」の目で、高い位置から確認すれば……よし。見つけたぞ
- 迷子の男の子
パパあああ!
- 男の子の父親
タクト! 無事でよかった……!皆さん、本当にありがとうございます……!
- 耳郎響香
いえ。でも、今度はタクトくんから目を離さないよう気をつけてあげてくださいね
- 男の子の父親
は、はい……!ありがとうございました!ほら、タクトも
- 迷子の男の子
ありがとう!おねえちゃんたち!
- 八百万百
さすがですわ、おふたりとも!こんなにスムーズに迷子を解決してしまうなんて!
- 耳郎響香
あはは、ありがとすぐ見つけられてよかったよ
- 障子目蔵
俺たちがインターンで強化しているのは「索敵」だからな
- 障子目蔵
特定の誰かを見つけだすのもその応用だ
- 八百万百
耳郎さんの迅速な判断も障子さんの対応もすばらしい連携でした!
- 八百万百
おふたりとも、とっても素敵なヒーローでしたわ!
- 耳郎響香
ストップ、ヤオモモその辺にしてってば……!
- 耳郎響香
そ、そうだ、ほら……!まだ退場が済んでないっしょ!仕事仕事!
- 八百万百
あっ、そうでしたわね!皆さんも配置に戻りましょう!
- 耳郎響香
障子、ウチらも行こっか……にしても、さっきのは結構いい感じに噛み合ったね
- 障子目蔵
ああ。だが、常にこう上手くいくとは限らないギャングオルカに、これ以上――
- ギャングオルカ
指導ーー!!
- 障子目蔵
――と、投げ飛ばされないようもっと研鑽しなければな
- 耳郎響香
あはは。確かにうん、これからも頑張んなきゃね
- 障子目蔵
ああ、それもとにかくまずはここでの任務を最後まで片付けるところからだ
- 耳郎響香
最後まで……そっかもう任務も終わりかぁなんか名残惜しいな
- 耳郎響香
来年も、マイク先生に警備の任務を回してくれるようお願いできるかなー、なんて……
- 障子目蔵
来年以降も、ずっと任務でお前は満足なのか?
- 耳郎響香
え? だって仕事じゃないとウチらは自由には……あ、いや、できるじゃん!
- 耳郎響香
自由にフェスに来れるくらいウチらヒーローが、社会を平和にすればいいんだよね
- 耳郎響香
そん時は、今度は遊びで……このフェスに来たいなクラスの皆で、一緒にさ!